DJの音量問題。

もうだいぶ前ですが、転換DJの音量がうるさくてまともに物販も出来ず、果ては「DJとライブって共存しないんじゃないか?」という議論になったことがあります。
色々考えましたが、建設的な考えをするためにまずはデータを集めることにしました(´・ω・`)

そもそもDJイベントやライブの音量はどれくらいなのか?

というのをスマホアプリで計測してみました。
  • ライブ中(メタル) 94db
  • ロックDJイベント 93db
  • ガヤガヤしているラウンジ 85〜90db

  • 昼休みの職場 80db
  • 建物のトイレの中 70db
  • 一人暮らしの部屋に一人 50db
ちなみに世界一ラウドだとされるManowarは120dbを超えています。
LOUDER THAN HELL!!

…さておき、94〜93dbくらいとなると声を張っても話はろくに出来ません。
向こうの声も良く聞こえないので。
これが90dbを下るようだとまあ、静かではないですが話は普通に出来るレベルです。

つまるところ、通常のDJイベントで流すつもりの音量なら普段の転換より大音量、ライブ中と対して変わらないということです。

誰がDJを爆音にするのか?

じゃあ単純にDJが音量を下げれば良いのか?
というと答えは実はNoです。

DJの機材はPAにつながっているので、
PAさんが持ち上げれば音量が上がります。
主催者が別にいる場合、その人が上げてくれ!ということもあります。

逆に言うと、PAさんが音量を絞っているとあまり上がりません。
主催者が「まあ話せる程度の音量で頼むよ」と言うこともあります。

もちろんDJの手元でも音量は上げ下げ出来ますが、たくさんの人が関わるハコでDJをやる以上、単純ではないのです(´・ω・`)

傾向と対策

私は転換中、ハコはラウンジだと思っているので、手空きな人は音に耳を傾けながら飲んでも良いし、喋りたい人は普通に喋れるくらいの音量を心がけています。
大筋、フロアと物販コーナーが分断されていないという事情もありますし。

が、中にはDJの爆音の中にライブパフォーマンスが埋まっているようなイベントを志向している人も多くいます。
物販コーナーやラウンジを別エリアに区切れる会場ならなおのことですね。

どんなイベントにしたいか。どんなお客様をターゲットにしているか。お客様が何を求めて来ているか。
そこをオファーするときされるとき、
ライブ(プレー)をする前に確認しておけば、
ミスマッチは防げると思っています。
自ずからPAさんにお願いする事も見えてくるかなあ、と。

最後に

つらつら書いて来ましたが、
折角同じ空間を共にする機会に恵まれたのに、お互いにとって不幸な事態を招くのは勿体ないなあという思いが強いです。

無論僕自身も完璧ではないのですが、
ライブに対してDJとして関わる機会を頂けたことに感謝しながらプレーを続けてます。
(´・ω・`)

ライブに関わるDJと、DJを迎えたライブのいずれもに幸多きことを祈ってやみません。